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雨の東山。
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そんな中、青蓮院のお茶席。
土日祝は、春分の日はほぼやっておられるようで。

この青蓮院では木村英輝さんの襖絵があるようで。ご活躍ですね。
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この好文亭は平成5年に中核ゲリラにより放火で全焼したため、再建のよう。そんなんあるんやあ。

焼失前は円山応挙の襖絵のお茶室やったみたいです。
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お待合いからはもみじのように真っ赤な霧島が映えてきれいでした。

またまた祖母の着物を着ていきましたが、雨と下手な着付けのせいで裾が大変でした。

「どうぞ、ジーンズでお気楽に」と書いてありましたが、中途半端ななんちゃって茶道部員の私はかえって緊張しました。
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今年も先生宅で初釜でした。
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お炭点前も、お濃茶のお点前もヒドイもので・・。緊張と時間が空いて忘れてしまっていたこともあって・・。
がんばらねば、と思いました。
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長久堂さんの花びら餅。
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いつも・・・とてもおいしい京料理の点心です。
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「桜田門外の変」で命を落とした幕末の大老・井伊直弼は文化12年(1815)10月25日に彦根藩第11代藩主・井伊直中の十四男として生まれました。

▼これは「ひこにゃん」です・・・
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普通ならこんな下の方で産まれた子が藩を継ぐことはあり得ないわけで、直弼もずっと部屋住みの身だったのですが、兄達がどんどん他へ養子へ出てしまった後、兄で藩を継いだ直亮に子ができなかったため弘化3年(1846)兄の養子となり、4年後兄の死に伴って彦根藩35万石の当主となりました。
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井伊直弼といえば、日米修好通商条約に調印し、日本の開国近代化を断行し、また強権をもって国内の反対勢力を粛清したが(安政の大獄)、それらの反動を受けて暗殺・・・(桜田門外の変)と、あまりいいイメージをもっている人はいないかもしれません。

ちなみに、安政の大獄は「開国」以外にももう一つの伏線があります。
将軍継嗣問題です。13代将軍徳川家定には病弱なうえ子供がおらず、次の将軍をだれにするかで「一橋派」(改革派・一橋慶喜)と「南紀派」(家柄重視・徳川慶福)の派閥対立が生じていました。

南紀派の井伊直弼が大老に就任したことで、一橋派を押し切り、徳川慶福が次の将軍に決定します。これが14代徳川家茂です。

井伊直弼の暗殺後は、幕府は公武合体路線をとるようになります。それについては後ほど。

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タイトルの話題に戻りますが、
井伊直弼は大変な文化人であったということでも知られています。
部屋住みの時代に儒学、国学、曹洞宗の禅、書、絵、歌、剣術・居合・槍術・弓術・ 砲術・柔術などの武術、茶の湯、能楽などの多数の趣味に没頭していました。

なかでも茶の湯では「宗観」の名を持ち、若い頃からさまざまな茶書を研究していた直弼は、石州流を経て31歳の頃に自分で茶の湯の流派を立てることを決意します。
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「一期一会」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。一期(一生)に一度だけしかない出会いを大切にしようとする茶の湯の名言として知られています。(飲み屋で使われたりもして、茶道が由来ということすら知らない人も多いと思いますが・・・^^;)

しかしこの言葉が井伊直弼の「茶湯一会集」から生まれたことはあまり知られていません。
また、「茶湯一会集」には「一期一会」の他にも「独座観念」という言葉も残しています。以下ご紹介いたしますが、これも日本の誇るもてなしの心の究極を語っているのではないかと考えます。

独座観念 —茶会の終わりに—

主客とも余情残心(よじょうざんしん)の中で別れの挨拶をする。客は露地を帰るその道すがら、どんなに感動が深かったとしても大声でしゃべるものではない。亭主は客が見えなくなるまで見送り、戻って一人炉の前に座る。二度と繰り返すことのできない貴重な一期一会であったと観念しながら、一人茶を点てて自己と向き合うのが一会の極意である。
京都市植物園で野点のお手伝いに行ってまいりました。
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いつもお世話になっている先生と、裏千家の他の先生、そしてそのお弟子さんとで御水屋とお点前をさせて頂きました。058.gif

他の先生に教えて頂いたことや、そのお弟子さんやお客様との一期一会がすごくいい経験になりました。003.gif

こちら、和親棚と言って、今の坐忘斎お家元のご考案だとか。
入れ子になっているので小さくコンパクトになり、普段は「しつらえ」として飾っておけるとか。
マンションにもぴったりな、現代風のお棚ですね。

初めてだったのですが、いつもの「御園棚」をやっていたら、「できてしまう」合理的な造りになっていると思います。012.gif
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最後に、植物園の方に苔の小さな鉢を頂きました。うれしかった。
庭のない我が家の極小なお庭代わりです012.gif
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11月は風炉から炉へ。
昨日は炉開きのお祝いでおぜんざいを頂きました。
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11月の亥の子餅を買うよう先生に言われていたのですが、「仙太郎」ではニアミスで販売終了(><)、「鶴屋吉信」は420円もするのでやめておいて・・妙心寺前「三河屋」さんの180円くらいの亥の子餅を買いましたが・・・

安いだけあって、「餅」ではなく「求肥」のようでした。
が、もちもちして美味しかったです。
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ところで正式なお茶事では、炉開きでのおぜんざいは「黒文字」と赤く塗った「杉箸」で頂くそうです。初めて知りました。

記念すべき「炉開き」の炭点前は私がやりましたが、怒られまくりでなかなか進まず、めっちゃ時間かかりました・・(><)

お菓子を頂く「黒文字」だけでは「ぜんざい」をいただけないので、懐石料理を頂く「杉箸」を1本、お祝いの意味をこめて赤く塗って添えるのだそうです。

そういえば、料亭「瓢亭」でも「杉箸」が出てきました。
なんで「塗り」とかのお箸でないんだろう、なんで「箸置」はないんだろう、と思っていましたが、正式な「茶懐石」にのっとっているからなんでしょうね。

ちなみに、「懐石料理」と「会席料理」は読みは一緒ですが、全く別モノだそうで。
「懐石」は茶の湯でのお食事、「会席」は宴会席でのお食事、とのことで。
茶道資料館の横にはお寺があり、それを抜けていけば、茶道家元今日庵があります。
お寺は「本法寺」という日蓮宗のお寺のようで、不思議な塔が茶道資料館から遠くに見えるのが印象的です。
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これが、本法寺の本堂です。
本阿弥光悦作の枯山水庭園「巴の庭」(名勝)が有名だそうですが、時間がないので今回は行かず。

その他、長谷川等伯直筆の涅槃図という重要文化財の絵があるそうで、絵は春の特別公開のときにだけ見れるそうです。本堂の横に長谷川等伯の像があります。
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こちらのお寺を抜けていきます。
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▼ 見つけた。これが裏千家「今日庵」。入口に立つのは「兜門」というそうです。
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▼ こちらは表千家「不審庵」。「利休居士遺跡」という石碑が立っています。
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▼ さすが、この近くはお茶道具屋さんばかりです。
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▼ つきあたりには、これも老舗の和菓子屋さん、「俵谷吉富」さんの店舗があります。
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実は西陣に行った本当の目的はこれだったのです。
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初めてきました・・・^^: 当然中は写真NGなのですが・・素敵なお道具がいっぱい見れました。
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お茶も頂けます。本日二回目のお抹茶とお菓子。栗のお菓子です。近くの田丸弥さんのです、とのことで
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帰り通ってみました。あ、ここって「白川路」っていうゴマのおせんべいで有名なとこだ。
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茶道資料館のお庭も素敵です。実は、こちらのお手洗いにストールを置いて出てしまい、気づいて戻ったときには閉館・・。裏口の警備室にお願いしに行く際、お庭が見れました。怪我の功名というやつです。
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茶寮に行き、鶴屋吉信の店員さんには本当に感心しました。005.gif
若い店員さんも、奥床しくてほっこりした気持ちになったのですが、一番すごいなーと思ったのが、

その若い店員さんがお客さんからから次々飛んでくる質問にしっかり答えていたことです。

最初の質問が、「亥の子餅」についての質問。
なぜ「亥の子」なのか。11月に食べるお菓子なのはなぜか。

私も知りたくて盗み聞き(?)していました。
11月はお茶の世界では「風炉」から「炉」になり「炉開き」を行います。

そのとき、火事にならないようにという願いを込め「火をおさめる」といういわれがある「亥の子」を頂く・・・。

“亥の月亥の日亥の刻にお餅を食べれば病気をしない”とは古代中国の言い伝えによるものという説

また、新穀に対する感謝の気持ちで餅を頂く・・


そのようなことをスラスラと言っていました。

そして、さらにそのお客さんは「善哉とおしるこ」の違いを聞いていました。
それについても「色々な説はありますが・・」と前もって置きながらも、彼女はすらすらと答えていました。

説明は面倒なので(?)、拾ってきた図をのせておきます。012.gif
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極め付きの質問は「いやーー関西には他にも二文字で汁のないぜんざいがあったはずだ」とお客さん。

店員さんが初めて困った顔をしました。「うーん二文字ですか?うーんちょっとわからないですね」

そこで通りがかったベテランの店員さんが助太刀。

「それは“亀山”でないかしら?」

お客さん「そうそう、それ」
「亀山、あーそうか!」

その若い店員さんも分かっていたみたいですが、「二文字」というのが「漢字二文字」とは思わなかったみたいで、「亀山」が出てこなかったみたいです。

「亀山」は京都の山地、丹波の亀山からきているようで、小豆じたいを「亀山」ということもあるそうで。
汁がなくてほぼ小豆の善哉(つまり、関東でいう善哉)を「亀山」というそうです。

「残念ながら当店では置いていませんが、確かわたくしが聖護院八つ橋さんの茶寮に行ったときに頂いたことがあるような気がします」

「聖護院八つ橋?それどこにあるの?京都?」

知らんのかいなーーーとツッコミをいれたくなったのが私。
そんだけマニアックな質問しておきながら、有名な聖護院八つ橋を知らんとは・・。

とにもかくにも、職業意識がともなっていて(上から目線すみません)若いのに知識豊富な店員さんには感心しました。

さて、亥の子餅が欲しくなったなぁ・・・・・・・と一階の店舗に行ったのですが、ここでふと別のお菓子屋さんのことが思い浮かびました。

鶴屋吉信さんのお菓子は既に頂いたし・・・、近くの「本家玉壽軒」さんで買ってみよう・・と。

本家玉壽軒さんは、鶴屋吉信さんから今出川通りを西に行き、大宮通りの手前にお店があります。
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鶴屋吉信さんとえらい違う・・と思ったのが店構え・・。
いかにも古くて、ちょっと入りづらい。
鶴屋吉信さんと違って近代的な感じがなく、いかにも昔からの店舗。何か買わないと出られない雰囲気・・。(失礼)

「亥の子餅はありますか?」と聞くと、
「申し訳ございません、ご注文があればお作りしますが置いておりません」とご主人。

がーーーん。

そこで別の上生菓子を頂くことにしました。

お店の中には「龍安寺御用達」「大徳寺御用達」「妙心寺御用達」
他にもたくさん・・名だたるお寺の「御用達」が木の大きな札でかざられていました。

「二条城のお茶会で玉壽軒さんのお菓子を頂いてとても美味しかったので。それにしても色々なお寺の御用達をされているんですね」
というと、店番をされている80は超えておられそうなおばあさんがみるみる笑顔になりました。

鶴屋吉信さんとはまた違った良さがありました。

▼ 目にも美しい 本家玉壽軒さんの上生菓子です。
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堀川今出川にひときわ目立つ、立派なお菓子屋さんが有名な鶴屋吉信だ。
京都には鶴屋○○とか、亀屋○○とかいうお菓子屋さんが多い。

ドラゴンボール世代の私としては「亀仙人」「鶴仙人」が思い浮かぶ^^:
「鶴屋吉信」は知名度においては恐らく鶴屋のチャンピオンだろう・・・。

▼とてもきれいなビルです。
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▼お店の大きな入口のよこにひっそりとたたずむ茶寮への入り口。
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▼通路も風情があります。
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▼・・!ついに。ずっと行きたかったお菓子作りの実演です。
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▼ 私一人のために、実演して作ってくださったお菓子がコレ。「御園菊」という御菓子です。
秋の花 菊に、御所の一般公開をおこなっているところから「御園」とつけたそうです。
「私ひとりなのに申し訳ないです」と言ったら、「いえいえ、とんでもないです、どうぞ」と若い店員さんが笑顔で案内してくれたのもうれしかった。
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▼ お庭を見ながらのお茶は格別です。
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▼ 建物の二階とは思えない立派なお庭です。
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▼ お茶室もあります。
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「千家十職展」
平成25年6月11日(火)~6月30日(日)
午前9時30分~午後4時30分
(入館は午後4時まで)


次のような案内をOBから頂き、北山へ。
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表千家北山会館って初めて行きました。
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千家十職って、、そうだったんだ、と今更納得。
そして、京都の「釜座」(かまんざ)どおりに、大西さんっていはるけど、その大西さんこそが釜師で。
釜座通りは昔、釜師がたくさん居る通りだったから釜座通りということを今回知った。
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入場料800円ですが呈茶があります。これもいまさらですが、表千家の薄茶は裏千家のように泡立てないのですね・・。そのお抹茶の写真はありませんが。お菓子は亀谷良長さんのお菓子らしいです。
お懐紙はいちお、持ってきましたが、御菓子と一緒に「よろしければどうぞ」とお持ちいただきました。
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