孔子が説くリーダーの資質 「君子に九思あり」
リーダー(君子)の資質について多くの言葉を残している孔子は、『論語』の中で「君子に九思あり」と説いています。
孔子自身が立派なリーダーでありながらも、常にこの「九思」をもって自らを磨いていたと言います。
1.物事の本質を明確に見ること
2.人の話はちゃんと聞くこと
3.穏やかな表情を保つこと
4.謙虚にふるまうこと
5.言行一致で誠実に話すこと
6.仕事は慎重かつ尊敬の念を持って行うこと
7.疑問があったら質問すること
8.怒るときはしこりが残らぬようにすること
9.うまい話にはのらぬこと
社長の人柄は多かれ少なかれ商売に影響を与えるようです。
上記はたったの9個かもしれませんが、どれもが非常に奥深く、歴史上でもリーダーと言われた多くの人が反感を買って失敗していることも少なくありません。
リーダーの器というのは日々の精神の鍛錬によってしか得られないということがわかります。