アンビリーバボー「痴漢冤罪」 「ひととなり」が人生を決める
・逆転無罪の確率 0.02%
・妻の自殺未遂 地獄の800日超
・最後は悲願の逆転無罪
本当にこれを見ると、普通の人生を一気に地獄に落としてしまう、男性にとってはとてつもないリスクだなーと感じた。
これを見たら、女性も「この人痴漢です」とやったかどうかわからない人に対して軽々しく言ってはいけないと思うだろう。
被害者は女子高生。茶髪でパーマの女子高生も法廷では清楚な少女に変身。
彼女も、他の人にやられているのに、その人が犯人と思い込んで、悔しかったかもしれない。恥ずかしかったかもしれない。だから、彼女を悪魔のように見るのもまた違うかもしれない。
でも、まだ人としてはまだまだ未熟。
妻子ある男性の人生が崩壊するということへ想像力を働かせるのにはあまりに若すぎる。
ここでこいつを犯人としてしまえ!とやるべき捜査を怠った警察のずさんさへの怒り
女性が恥ずかしげに涙ながらに証言すればそれが信じられてしまう不条理さ
そして、家族まで巻き込んでしまった自分へのやるせなさ
想像を絶するものがある。
これを被害者女性に見せたところ、彼女の心が動いた。
「この手帳を見て、痴漢をするような人に思えますか」
「・・・・・・・思え・・ません」
そして、長期間休職したにも関わらず「解雇」にしなかった会社。
彼を信じて応援する多くの人たち。
弁護士いわく、「言葉数は少ないけれど、非常にまじめで誠実な人物」
地獄のような日々から救ったのは、彼自身の「人となり」。
こう考えると、普段の何気ない行動が、何かトラブルに巻き込まれた時に、救われるか救われないかにを決めるのだな、と思った。
痴漢冤罪だけではない。
女性だって、生きている限り、様々なリスクが舞い込んでくることがある。
「この人はきっと悪くない」そう思ってもらえるかどうかは自分自身の普段の行動が決めているということ、か。