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「なぜか、人とお金がついてくる50の習慣」(フォレスト出版) たかの友梨

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「人に好かれる」「お金持ちになれる」
・・こっち系の本は本屋に山をなし、(もちろん我が家の本棚も・・^^;)
読んでも、その人の独自の価値観であったり、目新しいことがなかったり・・゜゜(´□`。)°

・・・だけど、そういう本とは一線を画した、「買ってよかった」本!012.gif

エステでおなじみの「たかの友梨」さんの本です。
上記の理由で最初は本屋で買うかどうか迷ったんですが、amazonの書評を読んで、購入に至りました。


<メルマガで引用させて頂きました>
あくまでもイメージなのですが、「たかの友梨」さんって、
お嬢さんなのかと思っていました。
そうしたら、私生児で、養子に出され、
昼間と夜の仕事をして・・・
という表現があったのには、正直驚きました。
ビューティーというイメージとは違い、
辛い経験をたくさんしているのです。
それでも女性に、美しくなるという「希望」を与えることができるのは、
この本を読めば、たかのさんの精神が分かると思います。
また、そういう過去の自分をさらけ出せるくらいに、
もう自分というものを確立している証拠ですね。

<色んな分に赤線をひきました>

平成(昭和をかけて)スカーレット、オハラでしょうか。すごいなあ。
とにかく感動した。いい本です

<いかにして、今の”たかの友梨”というブランドが存在しているのかわかりました>
私は離れていく人には執着しないけれど、縁のある人のことは大切に考えています」
人と人とのつながり、「縁」というものを大切に生きているからこそうまくいったのだと思う。
フェイスブックがはやっている今の時代だからこそ、特にこの「縁」というものをちゃんと大事にしないと
いけないのではと考えさせられました。


私が特にすごい!と思ったのが、一昔前、大手エステのライバル店が倒産したとき、「エステ業界」全体への不信感が募りました。
もちろん、その余波は「たかの友梨」にも。━(゚Д゚)━
そこで社長が行った決断がすごいんです。(`・ω・´)

かつてのNOVAのときのように、紙切れになってしまった、エステチケットを「たかの友梨」自社で使うようにしたそうです。よその会社が作った借金を黙って返すような行為ですよね。その額は数十億にものぼったとか。

売上げが激減する中、会社ばかりか個人の資産まで持ち出して行ったそうです。
それが結果として、「たかの友梨」さらには業界の信頼回復にもつながったというのですね。

この方のすごいところは、「これ」と決めたら行動が早い。しかも「オール・イン」、つまり中途半端はしないというところ!!

大きなことは「お金があるからできるんでしょ」「特別な才能があるからできるんでしょ」(´・∀・`)
ついついそう言い訳して何もしない人が大半ですが、
この方は、私生児として生まれ、貧乏に苦しみながらも、腕一本でできる仕事として美容のスキルを上げ、自分自身は騙されても絶対に嘘は付かなかった。そして貯金された「信用」を担保に銀行から1億ものお金を借りることができた。
当時は「女に1億も貸す」なんて絶対にありえない時代であったそうです。


ただし、たかのさんは言います。借金にも2種類あると。
一つは「成功への借金」、もう一つは「堕落への借金」

「仕事は他人の金でやれ」という習慣15のタイトルに最初疑問符がありましたが、
成功への投資を行い、感謝という利子をつけて返し、それでさらなる「信用」を貯金する。
ビジネスの真髄なのだな、と思いました。
by hito2653 | 2012-02-19 18:33 | 読書