人気ブログランキング | 話題のタグを見る

◆気を遣わなくてもいい人を「よいしょ」してみよう◆(*´ー`*)ー

よいしょ芸人で有名なのは、サバンナの高橋
よいしょ、ってサラリーマン言葉で、それを芸人に当てはめていると思っていたら、実は逆らしい。

よいしょとは相手をおだてて気持ちよくさせることで、当初、芸人の楽屋言葉として使われていたものが一般(特にサラリーマン)にも普及したものである。よいしょはそういった行為を意味する名詞である。動詞として使う場合はよいしょするとなる。
(日本語俗語辞典より)


・・・・・実際ビジネスの場では「よいしょ」する・される場面は多い。

大してお世話にもなっていない人に
「新年明けましておめでとうございます。いやー、昨年からお世話になっています。◎◎さんあっての当社だと思っておりますので」
なんて具合にね。

それ自体は悪いことではないと思う。よほど見え透いた「よいしょ」でない限り、普通は「よいしょ」で嫌な気持ちになる人はあまりいない。

▼ よいしょ。猫さんはストーブの上がすき。
◆気を遣わなくてもいい人を「よいしょ」してみよう◆(*´ー`*)ー_c0190486_17521616.jpg

香山リカも
「世の中には本音と建前、矛盾があることを認めて、自分の中の二面性や矛盾をコントロールするのが大人の条件である」と言っている。

しかし、ここでオススメしたいのは、そういうビジネスとか「建前」ではなく、
気を遣わなくてもいい人に対する「よいしょ」。012.gif

テレビで心理学者の人が言っていたことだが、その人は「よいしょ」でなく「身近な人へのお世辞」という表現をしていた。

例えば親、兄弟や夫・妻、付き合いの長いカップルなど、身近な存在になればなるほど、その扱いがどうしても「雑」になりがちだ。それは、気を遣っていない証拠、といい風にとられられるかもしれないが、どんな間柄においても人間は相手から「褒められたい」し、ちょっとした気遣いにうれしく感じたりするものだ。

そんな、気を遣わなくてもいい相手にあえて「お世辞」を言って「よいしょ」してみる。
「髪型、かわいいんじゃないの?」とか、
「その服似合ってるね」とか
「頭の回転速いね」とか。

それが、仮に本当の「お世辞」だったとしても、親しい間柄だとかえって「本気」に聞こえ、相手はすごく気分がよくなるというのだ。そうして、身近な人の機嫌がいいと、そのハネカエリがすぐに自分へもやってきて、自分にもいい影響が及ぼされるというわけ。実際は照れくさくてなかなかできないんだけどね。

あと、「よいしょ」とは違うけれど、
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉も、ここでのキーワードだ。
普段は自分を「評価」しない立場の人たちへ、礼をわきまえることが自らの本当の信用につながる、という。
(礼、というほどではないけれど、例えば「あいさつ」をちゃんとする、とか「お礼」や「返事」はすぐする、とか)
親しき仲だからこそ、ちゃんとしておくとその見返り(?)も大きいものだ。