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「マッチ箱の人生」阿刀田高

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仕事柄、ビジネス書ばかり読んでいましたが、久しぶりに小説を読みました。

ショート・ショートですね。
この作家さんは知りませんでしたが、このブラック・ユーモア度が面白い。

ブラック・ユーモアでは筒井康隆が有名ですが、読みやすさでは筒井康隆以上の読みやすさです。(筒井康隆の方がブラックですが。)

友人からもらった本ですが、(Book Offで105円<笑>)その友人もブラックなのが好きです。

ドン引きされるのを覚悟で言うと、ブラックユーモアなのとか、ダーク(犯罪・借金など)とか、トホホ話とか俗悪なのとか、そういうのが活字になったのを読むのが好きです。

あえて「活字」というのは、たとえば「トホホ」な感じで笑いをとるTV番組とかでみると、単なる「いじめ」に見えてしまったりするんですよね。(トホホ系の本では町田康の本がおすすめです)

特に嫌いなTV番組は「人をおとしめる」系。最初のうちはいいんやけど、だんだん嫌な気持ちになってくる。

あとは「ダーク」系のドキュメンタリー等のTV番組は、妙に事実が単純化されているような気がする。

あ、本の感想から私のツマんないウンチクになっちゃったな^^;
by hito2653 | 2010-09-20 11:15 | 読書