ロジックの壁を破ろう~ロジカル・シンキング入門より~
ロジカルな考えを妨げる4つの壁のうち、わたしのなかでは赤色の部分が思い当たるフシがありますね。
「合理的な見方をしない」
極端な考え方にある 思考が否定的である 常に現実的にとらえてしまう 思考が断片的である 抽象論や一般論が多い等
「確固とした自分の意見を持てない」
思慮が浅い、思いつき話す はっきり意見を言わない 他人の意見を聞いて自分の意見を変えてしまう 「雰囲気」や「なんとなく」で物事を決めてしまう等
そして、ロジカル・シンキングを身につけるにための心構えとしてのヒント5つがこれです(p.24)
とくにさくっと頭の中に入ってきたのが「結論思考」(p.36)
結論を曖昧にすると、論理のつながりが見えなくなったり、メッセージが明確に伝わらないことになるので、何が言いたいかを常に明確にすることが、ロジックの壁を破る一つの要素になることを示しておきます。
政治でも、その時々の力関係で「総論賛成、各論反対」に終わることが現実にしばしばあります。問題解決のロジカル・シンキングでは、まさにその各論をどうするか、ということが中心テーマとなりますので、総論賛成だけでは意味をなしません。
社会人になる前に「結論から話しましょうね」といわれていたのに、すっかり忘れてしまっているような気がします
「ロジカルズ」の3軍くらいに入れてもらうためにも、上のヒントをちょっと意識してみようと思いました。