【案外】帰納法と演繹法の違い【分からん】
とぱっと聞かれて、明確に答えられる人はどれほどいるだろうか。
これこそ、「今さら聞けない」「分かったふりだけしておく」ランキングベストスリーくらいに入るのでは(笑)
私も今だよく分からなくて、有名な例、「ソクラテスの例」を示されたけど、余計分からなくなってしまった(爆)
<演繹法>
全ての人間は、いつか死ぬ。
ソクラテスは人間だ。
だから、ソクラテスはいつか死ぬ。
<帰納法>
ソクラテスは、死んだ。
プラトーも死んだ。
彼らは共に人間だ。
だから、人間は全員いつか死ぬ。
なので、下記の通り、簡単な例で整理しておきます。
こうしてを見ると、仕事上で使うのはほとんどが「帰納法」であることが分かります。
なぜなら、帰納法の方が前例からみるので結論が早く、実務では演繹法のように、いちいち仮説を検証するという作業が困難だからです
しかし、帰納法ばかりに頼っていると、「前例ではこうであった」というようなお役所的な決め付けになってしまいがちであり、例えば「果物であるトマトは甘くない」という、それだけの事実が新しく追加されただけで、結論である「果物は甘い、野菜は甘くない」という理論は崩壊してしまいます
(したがって、トマトが「果物である」という都合の悪い「事実」は蓋をされ、葬り去られてしまう運命になってしまいがちです。)