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有名すぎるD.カーネギーの本、「人を動かす」につぐ、第二弾。
「道は開ける」

「悩み」について書いた本。
Amazonのレヴューを見てどうしても読みたくなった。
「古典にして最強の自殺防止本」

・・別に私は特段、悩んでるってわけでもないし、ましてや自殺なんて考えるようなこともないのだけれど、騙されたと思って読んだ「人を動かす」が素晴らしい本だったので・・・。

まず、第一章の
「今日、一日の区切りで生きよ」
が、すでにグっと腹に入りました。

なぜか、わたしたちって
子どもの頃は、「おとなになったら」・・・
おとなになったら、「結婚したら」・・・
結婚したら、「退職したら」・・・
退職したら・・・


と、先のことばっかり考えてしまう。そして、要らぬ心配をして取り越し苦労をしてしまう・・。この「取り越し苦労」の無意味さ、
人生の時間の無駄づかい・・・
ひろさちや先生の般若心経の本にも書いてあったな。
仏教の思想にも「無常」というのがあるけれど、「いま」があるのになぜか先のことを思い描いて、悩んでしまう。

↓カーネギーの引用
「人生は信じられないほどのスピードで過ぎ去っていく。私たちは秒速30キロの空間を走っている。『今日』は、私たちにとって、唯一の確実な所有物なのだ」

過去と縁を切れ。
「賢者には毎日が新しい人生である」


さらに、悩みを解決する方程式としては、
①起こりうる最悪の事態はなにか、自問すること
②最悪の事態を受け入れる覚悟をすること
③最悪の事態を好転させる努力をすること

としている。

自分にとって、最悪の事態とは・・・?! 005.gif

この本で書かれている事例は、「会社の倒産」や「死」
それを受け入れるよう、想像力を働かせる。すると、今の自分はそれよりかはマシだと思って重荷がとれる・・。

本文より
「最悪のことがらを受け入れてしまえば、もはや失うものはなくなる」

私にとって最悪のこととは何か・・
自分が死ぬことや、重い病気になること・・
家族が死んでしまったり病気になること・・・

そうでない自分はなんて幸せなんだ、
なーんだ、まだまだやれる、って思えてくるよね。

私たちって、最初に書いていたような
●●したら・・、〇〇したら・・と中途半端にリアルな未来のことを色々考えて、
「取り越し苦労」はするくせに、「最悪な事態」の想像はしない。

「賢者には毎日が新しい人生である」
これだけでも心に刻んでおけば、一日一日が前向きに過ごせそう012.gif
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by hito2653 | 2012-06-28 00:39 | 読書
「経営者の大罪」
Amazonで最初の書評が書かれるのを待たず、購入。

理由は、タイトルより帯にひきつけられたから。
青字でなく、下の方に黄色い字で書いてある言葉。

「米国式経営に盲従し、社員との信頼関係をぶちこわし、安売り競争に走って内需を怠り、超高齢社会への対応に無策」

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この和田秀樹氏という精神科医は、前は「テレビの大罪」って本を書いていたなー。
シリーズ化しようとしているのかもしれないけれど、精神科医が経済を語るって、どんなんなんだろ。

それより、この国の経済はどうすれば今後よくなるのか、というぼんやりとした素人の不安に答えてくれているのかな、という期待もあり、本屋のレジへ。

私ごときの「不安」だけれど、日頃感じていることがある。
仕事柄、あらゆる業界分析をするけれど、当然ながら「濡れ手で粟」みたいな、もうかってしゃあない業界なんて、きょうび、どこにもなく、どの業種も「売上を伸ばす」というより、「売上が下がるのを止める」のに必死なのが現状かもしれない。

少子化や不況の影響があって、ほとんどの業界の市場規模はシュリンクしている。
確かに、内需がないと日本国内の景気はよくならないだろうし、安売り競争や、高齢者に目を向けたビジネスを行わないと生き残っていけないだろう。
帯がものすごく「正論」に見えた。んで「なにか答えが書いてるかも」って思い、本書を手に取ったわけだ。

・・・が、そういう本ではなかった・・(アレ)

正直、一番「アレ」と思ったのは、
本書でいう「経営者」とは大企業、ユニクロとか巨大企業の経営者を指していて、日本の会社の99%を占める「中小企業」の経営者には言及してないってこと。

本書では「(経営者」=強者、「消費者」=弱者という構図になっている。

この本ではその前提に立って、この本の骨子は(強い)経営者は(弱い)消費者に耳を傾けよ、
と繰り返し書いている。なぜならば、「売り手」より「買い手」が強いのが資本主義の原則だから。
・・・そこはそのとおりなんだけれど・・・。

しかし、すでにもう経営者・消費者の「強い」「弱い」が逆のような気がする。

本書ではこんな例が書かれている。
経営者は従業員の給与をあげよと。給料を上げれば、結局その「従業員」は可処分所得の高い「消費者」になるので、結果経済全体が潤う、という話。
・・・・一見正しそうなんだけど・・・

その話に行き着くまでのロジックが今一つ。
人件費なんて売上のたったの数パーセントでしょ、それを1%上げるだけもすごい経済効果だと。経営者なんて高い役員報酬をもらってんだから、それくらいのことやれよ、みたいな論調・・・

・・・あの、ですね・・・
人件費を抑えて利益を上げている大企業ならともかく、中小企業の社長なんて大企業の社員の半分くらいしか役員報酬を取ってないし、経費削減だって資金繰りをつけるため、まずは役員報酬から削ってるのが現実なんじゃ・・

まずは、利益を出して、銀行からお金を借りないと、まず企業維持すらできない。
人件費上げろよ、っていうより、企業が売上を確保し、利益を計上することが先決。

あとさ、人件費って固定費だから、ほんの何パーセントでも上げると、損益分岐点売上高がボンと上がるから、売上のうち数パーセント上げたらいいだけっていう理屈はおかしいんじゃ・・?

私がエラそうに書評するつもりもないけれど、そういう突っ込みどころが満載なところがあって、少なくとも私が期待していた内容とは違ったなぁ・・。

おーい、中小企業のことをもっと語ってくれよぉ。(いちおう)中小企業診断士のオスカーは叫びたくなってしまった。

経済論評、経営論、というより保守的な大人の「精神論」という感じがしてしまいました・・。
あたまのいい人の書いてる本だから、勉強になる部分もあって、いい本なんだけど、私の求めてる内容とは違った・・
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by hito2653 | 2012-06-22 00:44 | 読書
テレビで、世界中の缶詰を食べた「缶詰博士」が150個の缶詰を厳選

中でも一位に輝いたのが、なんと京都府舞鶴市の「竹中缶詰」のオイルサーディンだそうな。

母がテレビで見てて
「これフレスコ(←京都の地元スーパー)にも売ってるよ」とさっそく買ってくれた。

日本人らしい非常に丁寧な手仕事で作られているそうな。(ちなみに私はそのTVは見ていない)
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HPをみたら、すでに注文殺到のようで、1~2か月待ちですって。

おかん・・・!でかした。
まさにブログネタではないですか^-^

お味は・・私、あんまりオイルサーディンの味って分からないんだけど、丁寧な仕事をされている感はした。
これをワインとかといただくと美味しいんだろうな。
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「憂鬱でなければ仕事じゃない」の続編。

なんだ、前作が売れたから二番煎じやん??と思いつつ、朝テレビでやっていたベストセラーSHOWという本の紹介でおもしろそうだったから買っちゃった。

見城氏&藤田氏 の顔がいちいち出ていて「うっとーしい」という友人の意見もあったけれど、
これは案外、前作「憂鬱でなければ・・」よりイイかも。あ、こっちはレビュー書いてなかったか。書く前に人に貸してそれっきり・・・^^;

この本の構成は、ババンと(手書きで)お題目が書かれており、見城氏と藤田氏がそれについての意見を述べています。
なんでも打合せなしの書き下ろしだそうで、二人の角度で自由に意見を言っているのが分かります。必ずしも二人の意見が一致しているわけではなく、でもお題目についてしっかり語っています。
お題目はシンプルだけど、二人の解説(意見)を読んでなるほどなーとさらに腹に入る感じがします。006.gif

・・っていうててもどんな本か分からないので、個人的に印象に残ったところだけをピックアップしておきます。

「感想こそが人間関係の最初の一歩」
身を挺し、自分を切りきざまなければ本当の人間関係は成立しない。
感想を伝えるという行為は、簡単のようで難しい。
表面的でない言葉が相手の心に響いたとき、初めてまっとうな関係の礎が築かれるのだ。


<見城氏から>
(前略)
・・・・・・・・ところが、お礼は言っても感想を言う人はほとんどいない。これは講演だけでなく、スピーチのときも同様である。
こういうとき、人はなぜ感想を言わないのだろう。失礼だと思うからだろうか。そうではない。本人に感想を言うためには、身を挺したり、自分を切り刻んだりしなければ、ちゃんとした意見にはならないからだ。多くの人にとってそれはリスクであり、なるべく避けようとする心理が働く。面倒臭いと思うのだろう。


「情けがあるなら今宵来い」
百万語費やしたところで、たった一行の行動にはかなわない。
その行動は早ければ早いほどいい。
一番いいのは、今すぐ行動に移すことだ。


「人は一つの人生しか生きられない」

<見城氏から>
人生に”if”はない。もし、僕が編集者になっていなかったら。もし初恋のあの人と結婚していたら。もし、美男子に生まれていたら。・・・想像はいくらでもできるが、どれも絶対にない。僕は、今のこの僕でしかないのだ。
(中略)
どれだけ成功しても、また金があっても、人は一つの人生しか生きられない。そのことを肝に銘じなければ、思わぬところで足をすくわれることになる。
「あれも、これも」は覚悟がないとできないことなのだ。

誰もがスーパーマンなど、なれない。それどころか、もう一人の人間にさえなれない。
もし、なれたとしたら、それは夢うつつで夢見た、まぼろしにすぎない。
つまり、一瞬で終わるのだ。
そう思っていなければ、必ず道を間違える。

<藤田氏から>
初対面の時、名刺を2,3枚差し出す人がいます。「本業のほかにも、こういうことをやっているんですよ」と言っている姿は得意げに見えます。
でも、一つ一つの仕事は大したことがない場合が多い。たくさん名刺を持っているビジネスマンに有能な人はあまり見たことがない気がします。
これは意外と多くの人が共感していただけるのではないでしょうか。
僕も会社が大きくなってからは、子会社や役員を兼務したりしています。子会社でもそこの肩書を記した名刺は作ってくれますが、僕はそれを使ったことがありません。必ず「サイバーエージェント代表取締役 藤田晋」の名刺を使います。
名刺とはその人の仕事上の人格を表すもの。「二重人格」「三重人格」では信用されません。一つのことに集中せず、何かを成し遂げられるほど、ビジネスの世界は甘くはないのです。
(中略)
起業かとして成功した人が、政治や文化など専門外の分野の意見を求められて口出ししたりしても、ろくなことはありません。
「専門外である」という自覚がないまま、本業以外のことに手を出せば、そこから綻び(ほころび)が生じ、大きな失敗につながります




以下、私の感想。
「感想こそが人間関係の最初の一歩」
ガチな意見は親友にしか言いません。
逆に相手と距離をグッと近づけたいなら、リスクを背負ってでも、感想を言う。当たり前のことで気づかなかったかも!

「情けがあるなら今宵来い!」
ごちゃごちゃ言う前にまず行動!、、みたいなことはよく自己啓発本に書いてありますが、どういうキャッチフレーズだったかは忘れちゃっています。「情けがあるなら今宵来い!」・・・・うん。これなら忘れない。
 
「人は一つの人生しか生きられない」
確かにいる・・・名刺をいっぱい出す人・・・もしもバナシをする人・・。
地に足がついていない感じがします。これもひとつの教訓として心得ておきます・・。
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by hito2653 | 2012-06-03 19:07 | 読書