カテゴリ:読書( 140 )

先日、加藤諦三さんの「感情を出したほうが好かれる」という本が心に残ったのでレポート。
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「私がこんなにしてあげているのに」とか「どうして私だけがこんな辛い思い思いをするのだ」
と周囲の人に不満を感じている人がいる。

それは相手い尽くしていながらも、相手の「こころ」をとらえていないからである。

相手と正面からぶつかっていないからである。相手とこころのふれあいがない。だから、そこまで尽くしながらも、いざというときに助けてくれる人もいない。

「かたち」で生きた人は「かたち」を失うことを恐れる。
大きな家から小さな家に移ることを恐れる。その心配で不眠症にさえなる。
そこで「かたち」を維持するため死に物狂いの努力をする。無理に無理を重ねる。気の休まるところがない。いつも何かに追われている。

しかし、子供にとっては大きく立派な家で親がイライラしているよりも、小さな家で親がイライラしていない方がずっと快適な空間である。

また日本には自己犠牲の姿勢を崩さない人が多い。それほど不平をいうのなら自己犠牲をやめればいいと周囲の人は思う。しかし、自分を犠牲にする人はまず犠牲的役割を放棄しない。

暗い顔をして「私さえ我慢すれば」と言っている母親は日本に多い。しかし、その我慢こそ家族を不幸にしているのかもしれないことを母親は考えたことがないようである。もちろんその我慢が家族を救っていることもある。しかし、その我慢こそが家を崩壊させることもある。

「こどものためにこれだけのことをした」と言う親の多くは「かたち」である。
「こころ」がない。

社会においてもそうである。「こころ」を理解しないまま「かたち」を人に与え続ける人は、最終的に腐った肉にたかるハイエナのようなずるい人間ばかりを周囲に集めてしまうことがある。

「一生懸命」しているから、すべてがまずく回転しているのかもしれない。今自分が人のためと思っておりことは、実は人に何も本当の恩恵をもたらしていないのかもしれないという発想を持ってみることである。
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by hito2653 | 2014-08-31 22:18 | 読書
久しぶりにこのテの本でいい本を見つけた。
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「人物力」ってナニ?「人物」ってナニ?というところだが、まず「人物」というのは
「あの人はひとかどの『人物』だ」というかいうときの「人物」であり、

この本の定義によると「長期間にわたって尊敬される人」という定義だそうだ。006.gif

たとえば、「○○さん、弁護士になったんだって」と聞くと、
「おーーーすごーーい」となるけれど、それだけでは上記のような定義にはあてはまらない。015.gif

ここで当たり前のようで当たり前でない、というか誰しもができていないことが書かれている。
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●人はなぜ人物力のない人に惑わされるのか
「頭弱気強」(とうじゃくききょう)という言葉を知っていますか。
ご存じないでしょうね。私が考えた造語です。


造語かーーい(笑)

いま、こういう人がとても多い。とにかく、デカい声で言った者勝ちとか。モンスターペアレンツとかクレーマーと呼ばれる人たちはそのひどい例です。

「頭が弱い」と書きましたが、別に知能指数の問題ではありません。
生き方の勉強をしていないのです。別にいい大学を出ているから偉いわけではありません。そんな人の中にも「頭弱気強」の人はいます。

ドラッカーは、「本当にいい会社は広告宣伝しない」と言っていますが、人間もそうだと思います。ほんとうに実力があれば、ことさら過大にアピールしなくても、その出した結果によって評価されます。

とくに経営者は、人物力が問われます。
私は経営とは以下の3つが根本だと思います。
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このなかの②「資源の最適配分」と③「人を動かす」は人物力にかかっているところが大きいのです。


「人を動かす」については、みなさんも人物力がなければ難しいことは直感的に分かると思います。

では、「資源の最適配分」についてなぜ人物力なのか?

経営者も所詮人間です。
つまり、地位が上がるとわかりますが、自分の権限が増えます。人物力がないと「私利私欲」に走ったり、「公私混同」がひどくなるのです。ヒト・モノ・カネの配分に、私利私欲、公私混同が入り込むということです。

会社をつぶす社長の多くは公私混同のひどい人です
私は会社をつぶした社長を少なからず知っていますが、たいてい「明るく、元気、おおざっぱ、見栄っ張り」です。一見勢いがあり、<人物>のように見えますが、ほんとうの生き方を勉強していないので、長続きはしないのです。

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by hito2653 | 2014-01-17 22:49 | 読書
言わずと知れた、自己啓発本の中では鉄板中の鉄板!!!003.gif
なのに、読んだことのなかった(パワーが要ると思い、初めから諦めていた)「7つの習慣」を漫画で読んでみました。

まず、読みやすい。漫画なのに、漫画だからこそ(?)、登場人物などの設定がリアルです。
<バーテンを目指す女の子が色々な人と出会う人間模様から学んでいきます>012.gif
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そして、1,050円という価格が安い。安すぎる!!!とても価値ある一冊です。071.gif

ただ、ひとつ私が疑問を呈したいのは、この漫画というより「7つの習慣」そのもの・・・
漫画でしか知らないくせに!生意気言うな!ってクレームが来そうですが・・・028.gif

違和感を覚えるのは、人格の向上を目指すのはいいのですが、あくまで「自分とは何者か」「自分探し」を目的としているところなんです。007.gif

私は仏教の「無我」「無常」「空の思想」「本来無一物」という考えが好きなのですが、本当に悩みから解き放たれた人は
「自分とは何か」なんて問うていないと思うんです。生意気言いますが、ね。042.gif

「自分とは何者か」の解にとこだわることが「執着」となり自分を苦しめ、仏教でいう「解脱」ができないのではないでしょうか。

川の流れのように、世の中も人のこころも変わっていく。
自分と言う人間さえ、自分の身体さえ借り物にしか過ぎないかもしれない。


「人格」を高める努力をすることは重要だと思います。
しかし、「自分とは何者か」にこだわっていると、結局は「自分中心」になってしまい、結局いつまでも葛藤の中にいることにならないか、と思うのです。

また、「私的成功」(自己の克服)がないことには「公的成功」(周りに影響を与える人)にはなりえない、としています。

でも「私」を捨て無我夢中で人のために尽くす人は、そのような「私的成功」など飛び越えて「公的成功」となっているように思うのですがいかがでしょうか。009.gif

私の読みが浅いのかもしれません。(そりゃ漫画しか読んでないんですものね)
また、7つの習慣をよくご存知な方のご意見があればお聞きできれば幸いです。056.gif
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by hito2653 | 2014-01-12 23:43 | 読書
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タイトルと帯に惹かれて、キオスクで衝動買いした本。

ちょっと文言は違うけれど、私も「ケチと節約は違う」と親から言い聞かされていて賛同できたので。

お金に対する哲学、というテーマの本はたくさんあるけれど、金持ち父さんみたいに「貯める」「殖やす」方に焦点をあてている本が多くて、「使う」方に焦点を当てている本って意外に少ないと思う。

5分くらいで読める完結した章で構成されていて、興味のあるところだけ読んでもいいし、そうでなくてもすぐ読める。

感想は・・・・amazonレビューに引きずられたわけではないけれど、時代錯誤というか、ちょっと前のステレオタイプで「若者」「老人」「女性」を見ていて、特に女性蔑視とも思われる部分にはフェミニストでもない私でさえ荒唐無稽と感じ、きょうび誰の賛同も得らないのでは?と思った。

女性は働くべきでない、働くなら楽な公務員しかあり得ない、とか言う記述は、
今の男性でさえ厳しい労働条件(男性だけでは養っていけない)や公務員の仕事も楽ではない、という実態をご存じないのだろう。

また、
「金は天下の回りもの、遊びも含めて社会経済のためにもどんどん『使うべき』」とされている一方で、

「家計簿はつけるべし、『貯金』を第一にかんがえるべし」
とされ、矛盾?とも思わるところもあったり。

しかし、どっちもある意味正しいのではないか、とも思う。
これは、読む人の感性にかなり委ねられているのではないだろうか。

矛盾だらけ、時代錯誤だしこの本は全く役に立たないのか、というとそんなこともない。012.gif

ところどころにある、さまざまな格言は粋だし、読む人の感性で取捨選択すれば決して悪い本ではないと思う。また(時間があれば)中身をご紹介させて頂きたいと思う。011.gif
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by hito2653 | 2014-01-02 19:09 | 読書
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グルメ漫画なのですが、人からおススメされて読んでみましたが、これは名作!
名古屋行の新幹線の中で一気に読みました。003.gif

グルメっていっても、なにも高級料亭などを言っているわけではありません。
どこにでもある定食屋などにドキドキわくわくしながら一見で入り、心と胃を満たして至福の時間を過ごすのです。016.gif

主人公 井之頭五郎のセリフに名言が多いです。
特に印象深かったのがこの言葉。049.gif

モノを食べる時はね誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで・・・

とある洋食屋さんで、味は美味しいのだけれど、マスターが店員を怒鳴りつけ、イライラした空気が食べている方にも蔓延していたため、ほとんど食べ物がのどを通らず、主人公が思わず店主に対して口にした言葉です。

実際の飲食店でもたまに見かける光景です。005.gif
どうしても飲食店主は、お山の大将みたいになって「俺の店」という感覚で仕事をしてしまう。そして、調理に接客に忙殺されているがため、一番大切な「顧客満足」を損ねてしまうというパターンです。008.gif

偉そうに診断士気取りで分析しましたが、外でごはんを食べる、ということについて考えさせられる漫画です。

独身で外食の機会の多い人にとっては特に、ね。^^;
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by hito2653 | 2013-12-29 23:14 | 読書
書店で見かけて、ずっと気になっており、映画化されるということや、かなり面白いという評判を聞き、別の書店で購入。

時代小説とかは実は苦手(世界に入り込むのにパワーを使うので疲れる)な私でもテンポがよくスラスラ読める。それでもって、歴史情緒や日本文化の素晴らしさがわかった「気に」なれる。

おススメ。ちなみに、今ベストセラーの山川の歴史図表(カラーなのに安価で分かりやすい。)や京都検定の教科書(写真の帯が・・^^;)を辞書みたいにして読むと、より理解が深まります。
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by hito2653 | 2013-09-21 23:30 | 読書
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最近、曽野綾子さんの「出産したらお辞めなさい」発言が議論を巻き起こしている。
保守思想界の大物の発言に日本社会はどう反応するか、という大きな見出しまで書いているコラムもあった。005.gif

そんな中、以前走り読みをした女史の「人間にとって成熟とは何か」を再度読んでみた。

この本も「共感する」という声と「主体的である」「上から目線」というようなマイナスの意見と二分されているようである。005.gif
、総論賛成、私の意見は卑怯かもしれないが各論反対の部分があった。

最初「人間の基本」でだいたいこの人の考えが分かったから、買わなくてもいいかあ、と思ったのに購入した本書は、目次が共感するものばかりだったためだった。

本の内容はまた詳しくはのちほどブログで紹介するが、「出産したらお辞めなさい」発言の反論もまた、文脈の一部だけをとらえた一面的なものになっているように思う。

この発言の本当の意図は野田聖子議員のくだりの入った第6話「権利を使うのは当然と考えないを読めば「そういうことで言っているんだな」と理解できる。001.gif
この発言の是非はさておき、曽野さんが「一般の人が言いたくてなかなか言えないこと」をズバッと言うことで、建設的な議論をするきっかけになるのであれば、いいことなのかもしれない。

本書の見出しをみると、至極まっとうなことばかりを書いているように思う。
多少ひねた言い方をしているので、それが好きか嫌いかの判断基準になっていると思う。

第1話 正しいことだけをして生きることはできない
     全てのことに善と悪の両面がある
     人間の心は矛盾を持つ
     人生には“悪”を選んで後悔する面白さもある

第2話「努力でも解決できないことがある」と知る
     祈ったことのない人間は存在するのか
     「安心して暮らせる社会」は幻想
     人生は想定外そのもの

第3話「もっと尊敬されたい」という思いが自分も他人も不幸にする
     「自分の不運の原因は他人」と考える不幸
      変わりが利かない存在
      老人なのに成熟していない人

第4話 身内を大切にし続けることができるか
      憎む相手からも人は学べる
      この世で最高におもしろい複雑なものは「人間」
      相手の悪い運命も引き受けられるか

第5話 他愛のない会話に幸せはひそんでいる
      晩年を幸福感で満たすために必要なこと
      メールボックスの幸福
      最後を迎える老人の心は柔軟である

第11話  沈黙と会話を使い分ける
      衆人環境の中で仕事ができるか
      友情の印としての行為
      お酒以上に魂を酔わせる会話

第12話  「うまみのある大人」は敵をつくらない
      職業に向き、不向きはある
      人間はみんな「ひび割れ茶碗」
      想像力の欠如がまねく混乱

第13話 存在感をはっきりさせるために服を着る
      破れたジーパンは幼稚な証拠
      色で表現できること
      「目立ちたくない」は卑怯な姿勢

第14話  自分を見失わずにいるためには

      広告を作る姿勢
      独りよがりの文章に潜む「押しつけ」
      自分を正当に認識できるか

第15話  他人を理解することはできない
      おもしろさは困難の中にある
      礼を言ってもらいたいくらいなら、何もしてやらない
      正しく評価できる人はいない 

第16話  甘やかされて得することは何もない    
      芸が達者でなくても存在できる世界
      非人道的なことがまかり通るスポーツ界の不思議
      なぜ退化したことを自覚できない老人が増えたのか

第17話  人はどのように自分の人生を決めるのか
      「貴婦人」という白樺
      人生は最後の一瞬までわからない
      「ずたずたの人生」を引き受ける覚悟

第18話  不純な人間の本質を理解する
      いいだけの人生もない、悪いだらけの人生もない
      幸せの度合いは誰にも測れない
      いいばかりの人もいなければ、絵に描いたような悪人もいない

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by hito2653 | 2013-09-15 00:49 | 読書
ある方からの推薦本。

会社が生きるか死ぬかの修羅場で真剣勝負をしてきた筆者ならではの「本質を突いた」経営分析の書とその方は大絶賛。amazonでも好評価★

筆者の冨山和彦氏は東大卒、スタンフォード大MBA、さらに産業再生機構を経て民間コンサル設立・・といった、要はすんごい経歴の方なんですが、思いのほか読みやすく、難しいことをかみ砕いて分かりやすく書かれています。人に推薦したくなるのもわかりますね。

「リアルな経営分析」を行えるか、というのがこの本のテーマです。
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「その数字から企業小説が書けるか。」

世の中は教科書通りには運ばない。本当の観察力、想像力は経験を積むことでしか培われない。そしてその学習スピードは、数字と人間の両方に対する「好奇心」次第。070.gif

この「リアルな経営分析」について分かりやすい例としてカネボウ化粧品と花王のシナジー(相乗効果)について書いていた。

とかく「コンサルタント」はこの「シナジー」という言葉が大好きだ。
しかし、現実経営の世界でそのシナジー物語が現実化することは滅多にない。

産業再生機構が保有していたカネボウ化粧品の売却先をめぐって、内外のメーカーやファンドがしのぎを削ったことがあった。その当時、世界的に有名な超一流コンサルファームのメンバーが著者に対し、

「カネボウ化粧品は販売チャネルが強い。花王は商品開発力はあるが、販売チャネルが弱い。だからこそこれ以上シナジーのある組み合わせはない」と熱弁をふるったことがあった。

しかし、私の感想は「それはあり得ない」というものだった。なぜか。

カネボウ化粧品の美容部員は、カネボウ化粧品という会社を愛し、仲間を愛し、自社の商品に誇りを持っていた。だからこそ、業界水準としては決して高い給料ではなかったにも関わらず、あの大粉飾事件と経営破たんの中でも他社の誘いを断ってカネボウ化粧品に踏みとどまって頑張ってくれた。

そこで花王を買収したからといって「ソフィーナ」などの花王の化粧品を売ってくれるか。
もしチャンスがあれば、美容部員さんと一杯飲んでざっくばらんに話してみたらいい。
よほど人間音痴でなければ、この問いに対する答えは明白である。

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シナジーとは1+1>2  2つをくっつけると2以上、つまり単純合算よりも大きなパフォーマンスがなされることをシナジーと言う、と中小企業大学校で習いました。

しかし、経営とは1+1=2 どころか 「2」にもならないかもしれない。
そんな単純なものではないというのです。

著者は劇作家の寺島修司氏の言葉を引用しています。
「書を捨てて町へ出よう」

「人間音痴」という言葉が出てきましたが、ただ数字を追うだけでは経営分析は出来ない、表面上の理論だけでなく深い人間観察力が必要だと言っています。

他にもなるほど、と思わる事例がたくさん書かれていましたので、ご紹介できれば(私の元気があれば)また引用などでご紹介いたします。012.gif
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by hito2653 | 2013-08-03 23:36 | 読書
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コミックですが、妙にリアル
読みやすくてパラパラとすぐ読めてしまいます。

Book Offにて購入。シニカルな感じで笑えるし、色々考えさせられるし買って正解だけど、早く読めすぎて定価で買うのはちょっと・・という感じかもしれません。

「ブラック企業」という言葉が一般化したのはいつの頃からでしょうか。
私が就職活動をしていた頃からネットの世界で使われ始めていたような気がします。

当時は「2ちゃんねる用語」的なところがあったかもしれませんが、今はかなり一般化していて、政治家さえも「ブラック企業」という言葉を演説や答弁で使ったりしています。

この本でも紹介されている「ブラック企業」の定義はあいまいで、その職種も様々ですが、共通しているのは「給料が安すぎる」か「拘束時間が長すぎる」かその「両方」か。007.gif

つまり、「薄給ビンボー」か「時間ビンボー」かどっちかです。

現実問題として、そういう人が結婚して子供を作って・・・というのはとても難しい環境にあります。

ブラックとまではいかなくても、若い人の給料がなかなか上がらない中で、
奥さんがいて、子どもが二人いて、マイホームとマイカーがあって・・
というごく「ふつう」の生活ができる人はすごく恵まれている方だと思います。

そら少子化にもなるわ・・とブラック企業の話ですがやや飛躍しますが感じてしまいました。048.gif

今や
「ふつう」であることのハードルが物凄く上がっている時代040.gif
高齢未婚者、失業者等を「ふつう」でない、怠け者だと一蹴するテレビのコメンテーターには腹が立ちます。たしかにそういう側面はあると思うんですが、怠け者と言い切れるんでしょうか。

例えば、若年層の就職率の低さは「選り好み」しているからだ、自分の時代はどんな仕事でも選ばなかった、若者は甘い!というようなコメント。
高度経済成長期はそれでもよかったんですよ。経済成長が低迷する混沌とした世の中において、悪条件でスキルも上がらない仕事に就くことに不安を感じるのは当然でしょう。

少子化⇒人口減少⇒国内景気の悪化⇒企業のブラック化

そういう負のループにならないように、政治家の方々に考えてもらいたいものです。009.gif
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by hito2653 | 2013-07-09 21:14 | 読書
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友人に薦められて読んだ本。
めっちゃ面白かった❤
早く読みたいから会社から早く家に帰りたい・・・ここまで思ったのは久しぶり!

「史上初。江戸川乱歩賞と直木賞のW受賞」

そんなことは関係なしに、映像を見ているかのように躍動感のある文章、ドキドキしながらページがすぐに進んでいくし、なにしろ人物描写がすごい。

ヤクザやホームレス、マネーロンダリング等、アンダーグラウンドな世界を「どこで取材したんだ」と思うくらいリアルに描いている。

アル中で場末のバーテンは実は元東大生。
テロリストの犯人と疑われ、店を去ってホームレス生活。

作者の藤原伊織氏も東大卒だけとあって、伏線の張り方、伏線の回収が緻密でスゴイ。

ミステリー苦手な私も十分楽しめました。
今売れている某ベストセラー小説より断然面白いです(笑)012.gif
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by hito2653 | 2013-07-06 13:58 | 読書