池田屋事件・寺田屋事件・近江屋事件

池田屋事件の跡地といえば、新撰組好きの人にとっては聖地みたいな場所、と言いたいところだが、場所は三条木屋町、という京都でもかなり賑やかな繁華街にあり、今は居酒屋になっている。聖地と言えば、もっと西の壬生寺の方になるのか。023.gif
c0190486_21155854.jpg

それでも、居酒屋の前はパチンコ屋だったのだから、まだ「マシ」とも言えるが、どうせ作るならもっと風情のあるお店にしてほしかった。経営しているのはチムニーという東京の大手居酒屋チェーンで、「池田屋」の名前をネオンに入れたに過ぎない。
c0190486_21151378.jpg

ちなみにこれは映画村のセット。こんな感じにすればよかったのに・・・なーんて。011.gif

ところで、恥ずかしながら池田屋事件について詳しく調べたことがなかったが、
調べて分かったことは
そのとき新撰組によって制圧された尊王攘夷派がかなり過激なことをやろうとしていたということ。

以下wikipediaより
土方歳三の拷問により炭薪商を経営する枡屋(古高俊太郎)を自白させる。

自白内容は、「祇園祭の前の風の強い日を狙って御所に火を放ち、その混乱に乗じて中川宮朝彦親王を幽閉し、一橋慶喜・松平容保らを暗殺し、孝明天皇を長州へ連れ去る」というものであった
(ただし、これは自白のみで裏付ける客観的な証拠がなく、新選組の実力行使正当化や尊王攘夷派の信用失墜を狙った冤罪の可能性がある)

桂小五郎(後の木戸孝允)は、会合への到着が早すぎたので、一旦池田屋をたため難を逃れた。

作家の司馬遼太郎は、「この事件がなかったら薩長土肥主力の明治維新は永遠にこなかったであろう」と解釈している。


すごい歴史が動いた事件だったんやね。
それにしても、池田屋事件、寺田屋事件、近江屋事件
ぜーんぶ京都でよく似た年代でもありややこしい・・・008.gif008.gif008.gif

c0190486_21164576.jpg

寺田屋は京都でも郊外の伏見の船宿だったそうで、今も「寺田屋」という建物が建物が建っているが、これは再建されたものらしい。

しかも、寺田屋事件は2つあるらしくて、またこれもややこしい。007.gif

1. 文久2年(1862年)に発生した薩摩藩尊皇派等の鎮撫事件。
2. 慶応2年(1866年)に発生した伏見奉行による坂本龍馬襲撃事件。


ちなみに池田屋の変は1864年
1は、薩摩藩内の内ゲバというやつか。島津久光が制圧。
2.は京での薩長同盟の会談を斡旋後に薩摩人として宿泊していた坂本龍馬を伏見奉行が暗殺しようとした事件。
いち早く気付いた妻のお龍が風呂から裸のまま裏階段を2階へ駆け上がり投宿していた龍馬らに危機を知らせた、というエピソードも有名である。012.gif

ちなみに龍馬と お龍「結婚式場」跡は(青蓮院塔頭金蔵寺跡)にあるそうだ。
c0190486_2116472.jpg

最後に近江屋事件
これは、本当に(?)坂本竜馬が暗殺された事件。
場所は河原町通蛸薬師下ルというこれまた街中。

1867年、王政復古の大号令の1カ月前に、京都の近江屋で盟友、中岡慎太郎とともに暗殺された事件。
ここも、街中ということもあって、跡地がコンビニ、というなんとも風情のない感じだったのが、ごく最近整備されたようだ。003.gif
[PR]