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ビスクドール展

▼Wikipedia より、画像と注釈を引用
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ビスク・ドールの「ビスク」とは、お菓子のビスケットと同じく、フランス語の「二度焼き=ビスキュイ(biscuit)」が語源である。人形の頭部、場合によって手や全身の材質が二度焼きされた素焼きの磁器製であったことに端を発している。当初は陶土を型に押し込んで作られたが、後に量産可能な液状ポーセリンの流し込みで作られるようになった。前者をプレスドビスクといい、後者をポアードビスクと呼び区別している。ポアードビスクの技法は1885年頃からあるようである。

元は衣服の宣伝用のミニチュア版の衣装を着させる目的で作られた観賞用の人形(大人の女性の姿をしたファッションドール)だったが、1850年代の万国博覧会に出品された市松人形の影響や、新富裕層の台頭などの社会的事情もあいまって、子供の姿をしたベベドールが登場した。


知り合いにお誘いいただいて、とあるホテルへ、ビスクドール展というのに行ってまいりました。
そこでは見たことのないような光景が・・・

100体を超える人形と、人形作家の方々、そして、そのファンのおば様方。
自分の母親とそう変わらないような、それ以上の年齢のおば様方が、人形を見て、
「かわいらしい、かわいらしい」って言ってるんです。
そこで一体30万円くらいするそうですが、こういったファンよりポンポン売れるみたいです。

人形作家の方も、ファンの方も、いかにも生活や時間に余裕のある有閑マダムの方々、っていう感じがしました。もともとヨーロッパ貴族の趣味から始まっている感じだから、とても優雅な感じが。

こういう世界もあるんだーという意味で勉強になった。
趣味の世界は深い。

おばさま方が「かわいい」と思う気持ち・・・・
・・・・・リアルな表情、可愛らしいお洋服、子育てを終えたお母様が一つの偶像(?)としてお人形を愛でる気持ち、なんとなく理解できるような気がしました。自分の孫をかわいがる気持ちに近いのかな。