「社畜のススメ」藤本篤志(新潮新書)

社畜のススメ読了。
ちょっと、タイトルがキツい感じがしますが、至ってまともなことを書いています。
この本は、ひたすら仕事術の「守破離」を説いている本です。
「守」という生みの苦しみも味あわずに我流に走る若者に警鐘を鳴らしているのです。

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まず、ここで書かれているサラリーマン4大タブー。
・個性を大切にしろ
・自分らしく生きろ
・自分で考えろ
・会社の歯車になるな

この「歯車」って言葉、学生の就職活動時代、すごく意識した言葉ですね。
「個性」もそう。「個性を押し殺されたくない」
今思えば、社会に出る「怖さ」からの「逃げ」だったように思います。

本書で書かれていたは、社会人になってもなお耳障りよく聞こえる「会社の歯車になるな」という間違ったアドバイス。
歯車になれず、会社の悪口を吹聴し、若い社員を巻き込む社員こそがダメ社員。いちお社会人歴9年の私も納得です。

さて、下記が社畜度テスト~!
□会社の悪評や批判に接したときは、我がことのように腹が立つ
□プライベートや先約があっても、仕事が入ったらついつい優先してしまう
□家族よりも会社の人と顔を合わせている時間が長い
□会社の同僚や先輩に仕事で差をつけられたくないし、またその努力もしている
□仕事とプライベートのオンオフを明確に使い分けられない
□寝る前にふと考えることは、仕事のことが多い
□休日でも仕事関連の本や雑誌をよく読む
□社内の派閥やグループに積極的に参加している
□結婚式に呼ぶ知人は半分以上が会社関連の人だった(になるだろう)
□社是、社則などの会社の決まりごとは一字一句覚えているこれらのひとつでもチェックが入れば、社畜の素養があると言いますが・・・

私は2つを除いて、大半チェックが入ります・・。
が、それが普通なのでは?と思ってしまいました。

ワークライフバランスが叫ばれ現在、モンスター化するサラリーマンも増えている現状も垣間見れました。

ただし、何事も「バランス」が必要。
先日の香山リカじゃないですが、「心の健康」を一番に重視すべきでしょう。
ココロを患ってバーンアウトしてしまったら、立派な社畜とは言えなくなりますから。
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by hito2653 | 2011-12-12 23:34 | 読書