マグロのような人

マグロのような人、という言葉を聞いて、どういう人が思い浮かぶか。
「動」か「静」か。

先日、テレビで料理研究家 栗原はるみの日常がドキュメンタリーで放映されていた。
いつも朝5時半に起き、こま鼠のように働く。

朝一番に大掃除。
何かを温めている間は何かの皮を剥く、料理の用事がなければ、その時間は窓をさっと拭くとか、とりあえず「何かをしている」

母が、
「マグロのような人やね。動き続けないと、逆に死んでしまうような、そんな人」
そういう感想を言っていた。

そういう母も、どちらかというと、「マグロのような人」で、いつ見ても、なにかしら働いていることが多い。
私のお茶の先生もそうで、栗原はるみの65才よりさらに上の70才代だけれど、常にテキパキ動いている。
水屋を行き来し、重たい釜を開けるのもササーーっと小さな体でこなしてしまう。
c0190486_22534878.jpg


一方、「マグロ」には「静」のイメージもあるようだ。
書くのが恥ずかしいが、「静」というより「性」。
「マグロ女」とかいう言葉もある。

生きていると「動」なのに、死んで陸に打ち上げられるとたちまち「静」、つまり動かずじーっとしているものの例えになってしまう。

面白いことに、どちらの「マグロ」にも女性のイメージがある。
イメージで言うと・・・テキパキ働く、仕事も家事もこなす肝っ玉母さんとか、先に述べたマグロ女とか。

そういう意味では、前者の「マグロ」が減って、じーーっと座ってネットをやったりする現代の女性は後者のマグロになっているような気がする。いや、私のことよ。世の中がIT化するにつれ、どんどん陸にマグロが打ち上げられていっている。
[PR]
by hito2653 | 2011-10-27 22:53 | 雑感。