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「経営改善計画」には「殺し文句」が必要?

いろいろな会社の「経営改善計画」を目にすることがありますが、やはりこの厳しいご時世、売上がかなり下がっていたり、B/Sボロボロだったりと、「厳しい」案件がとても多いように思います。

そういうケースで、相手を納得させるには、

(これで「再生」します!とか「改善」します!という部分ですね)

「殺し文句」
が必要なのではないかと思います。
それもその企業のオリジナルの。

窮境原因を外部環境にばかり求めているのに、(市場縮小のせいだとか)
改善策にSWOT分析のOである事業機会をあげずに、小手先の(・・と言ったら表現が厳しいかもしれませんが、極端な例をあげるならば)「コピー代削減する」みたいな改善策だけあげられても、

また、「経費削減」「原価管理『推進』」「『ムダ』を『徹底』的に排除」「『効果的な』販促」
など、ありがちで漠とした言葉をならべられても腹に入ってきません。048.gif

つまり、
「ここはダメかもと思ったけど、実はいけそうだ」
と見る人間を「落とす」ことはできないわけです。007.gif

「殺し文句」には「定量的殺し文句」と「定性的殺し文句」があると思います。

今のような厳しい時代、「定量的殺し文句」と「定性的殺し文句」の両方で見る人を納得させ、自社のモチベーションもあげられるような計画書が望まれるのではないでしょうか。