京都人にみられる「いけず」の特質

京都を離れて気づくことは結構ある。

京都を離れて「どこから来たの?」って聞かれて「京都です。」と言って、
ほとんどの場合「いいとこですね」とか嫌な顔をされることはない。

「ほとんど」の場合は・・・013.gif

その例外はおそらく「ぶぶ漬け」話からくる、京都人は腹黒い、という嫌悪感から来ている。

東京から京都に帰って感じること。

「のんびりしている」
「活気がない」
「中途半端に新しく、中途半端に高い建物が多い」
「老人が多い」


などなど。

私なんぞは京都をほぼ出たことのない生粋の京都人であって、外から京都を見ることがなかったので、この年齢になっていろいろな気づくことがあるのはなかなか楽しい056.gif

そして私もよく
「おっとりしてるね。京都の人ってみんなこんな感じなの?」と言われることがある。
みんな私みたいな感じだったら、京都はえらいことになる。(笑)

ただ、その一方で京都人ならでわの
「いけず」な発言が時折牙をむき、相手をびっくりさせてしまうことがしばしばある005.gif

弁解でないけれど、京都の人であればさほど感じないはずであるが、ほっこり・おっとりからイキナリ突き放すようなことを言うので余計に「どぎつい」印象を受けてしまうのだと思う。

私はどちらかというと、京都の悪しき特質は嫌いなのだけれど、筒井康隆も指摘するように、京都には歴史的・社会的背景によって培われた「いけず」のDNAがあるので、私自身も受け継いでいるのかもしれない。

そして「いけず」な京都人は「噂話」が大好きである048.gif
私の家の近所に最近次々と飲食店が開店した。が、しかし早くもあそこはどーだ、ここはどーだの話でご近所で批評をされている070.gif

京都人は「新しいもの好き」でもあるが、新規開店した店がちょっとでも対応が悪いと、ニコニコしながら、
「あんな店もうよー行かへんわ」と折に触れてはいろいろな場所で言って回る。
下手すると、バスで隣の席に座った他人にまで話しそうな勢いだ。
「あの店にほかの人が行かはってガッカリしはれへんように言うたげてんねや」と「思いやり」にすらかこつける腹黒さである。

ここが東京人と違うところだ。東京人は自分だけが黙って二度と行かないだけ。
一度噂の餌食にされると、いとも簡単に抹殺されてしまう。
京都でビジネスを新しく始めるときは「いけず」の特質をよく知ったうえで始める必要がある047.gifこんなことを言うと、京都人がますます嫌われてしまうが。あ、でも「いけず」が本当の「思いやり」ってこともあるのはお忘れなく。
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